カラダの使い方を覚える。コーディネーショントレーニングとは?

コーディネーション(能力)トレーニングとは?

ズバリ!一般的によく言われている「運動神経」の正体がこの「コーディネーション能力」と呼ばれるもので。
頭でイメージした動きを実際に自分の体を使って、表現・再現できる能力となります。

なぜ上手くならないのか?その理由は?

・同じレッスンを受けているのに、すぐに上達する子、上達が進みにくい子に別れるのか?
・練習では上手くプレイできるのに、ゲームでは思うように活躍できないのはなぜか?
その理由のひとつがコーディネーション能力の不足。と、考えられています。

学習の流れとして、人は目の前で行われるレッスンに対して、まずは脳内の「ミラーニューロン(ものまね神経)」を活性化させて、インプットしていきます。
(ミラーニューロンは、赤ちゃんや幼児が親や周りの大人たちの動きを見よう見まねでコピーして、同じように動けるようになるなど、人間の成長にも大きく関わる神経細胞となります。)

インプットされたイメージを、自分の体を使って同じように表現できるかどうか。
この能力の差に上達のスピードがあります。

コーディネーション能力はどのようにして身につけるのか?

人間のカラダは脳からの神経伝達によって動かされています。
コーディネーショントレーニングでは、普段使われていない脳からカラダへの伝達回路をトレーニングという刺激で回路を増やしていきます。

バスケットは1秒1秒、瞬時に状況が変化します。
その状況に適切な判断をして、自分の能力を発揮できるか。
それが優秀な選手と一般的な選手を分けます。

我々日本人にとっては、同じこと(練習)を繰り返し、繰り返し行うことが美徳とされがちではありますが、練習によっては神経伝達を活性化する為、常に新しい刺激(練習)を加えて行くことも、上達には欠かせないものと言えます。

メリットとデメリット

メリット

デメリット

コーディネーション能力【7つの能力】

バランス能力

体のバランスを保つ能力

体の姿勢や重心を安定させる能力。
その状態を保ち続けたり、次の動きに移りやすい状態にカラダをコントロールする能力をさします。
バランス能力が低い、トラベリングやピボット、シュートが安定しません。

特に日本人は身体接触を嫌う傾向にあります。
激しい接触があってもバランスを崩さないカラダ作りが重要です。

リアクション(反応能力)

ディファレンシング(識別能力)

カップリング(連結能力)

アダプタビリティ(変換能力)

オリエンテーション(定位能力)

リズム能力